身近な着物である浴衣を男女で着こなしましょう

私が妻と付き合いだして2年目の夏に、一緒に大きな花火大会に行くことになりました。
妻が「浴衣を買いたいから一緒にお店についてきて」というので、せっかくなら私の目から見ても可愛い浴衣を選んであげようと快く承諾しました。
7月中旬の週末に、ショッピングセンターの中に入っている着物屋へ一緒に行きました。
浴衣ってものすごくたくさんの種類を置いているのですね、びっくりしました。
せいぜい十数枚の中から選ぶのかと思っていたのですが、出来合いの(プレタ)浴衣だけで100種類以上もありました。
それに加えて反物も何十本と用意されていたので、ひと通りデザインを見るだけでも大変でした。
出来合いの商品と反物を見比べると、やはりどうしても反物のほうがおしゃれで上品な感じがしました。
妻も同じだったようで、最終的には白地に紺の花柄が描かれた、昔ながらの伝統的な雰囲気の反物を選びました。
目的の花火大会は1ヶ月後の8月中旬です。仕立てが混み合っていたようですが、8月上旬に仕上がり予定とのことで注文しました。
妻が寸法を測ってもらっている間に、他の店員さんが「ご一緒にこんなのを着ると素敵ですよ」と私に男性用の浴衣を勧めてきました。
全くそんなことは考えていなかった私ですが、店員さんの話を聞くと、確かに女性だけが浴衣を着ていくのではなく、
男性も一緒に浴衣姿になったほうが一体感が増して楽しいだろうと思いました。
妻が注文した反物に、男性用の反物数種類を合わせてもらうと、実際に私たちが浴衣を着て歩く情景を想像できてワクワクしました。
「じゃあこれも」と私は衝動的に浴衣を作ることを決意したのです。
花火大会当日は、浴衣姿で歩く自分が照れくさくもありましたが、妻は本当にうれしそうでした。
そんな妻の笑顔を見れただけでも良い買い物をしたなと感じました。女性の着物に合わせて男性も着物を着るというのも、なかなかおつなものです。

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